この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
ご依頼者は500万円近い債務を抱え、自身で弁済することが困難となったことから相談に来られました。相談時、ご依頼者は警備員のお仕事に就かれておりましたので、ご依頼者自身、自己破産をすると職業制限(警備業法第14条)により一定期間警備のお仕事に従事することが出来ないことは把握されており、任意整理手続により弁済していく他手段はないのかとお悩みでした。
解決への流れ
ご依頼者の生活状況を調査した結果、任意整理手続により毎月8万円以上の弁済を継続していくことは困難であったため、小規模個人再生手続を利用することにしました。その結果、債務総額が100万円となり、3年間(月額約2万8000円)で無理なく完済することが出来ました。
職業制限等の理由により自己破産手続を利用することが出来ない、また任意整理手続では毎月の弁済額が高額となり継続的に弁済することが出来ない、そのような方については個人再生手続を利用することによって大幅に債務を圧縮できる可能性がございます。もっとも、個人再生手続を利用出来るか否かについては、ご依頼者の資産状況等も踏まえ慎重な判断をする必要がございますので、専門家である弁護士にご相談されることをお勧め致します。借金問題でお困りの方は、まずはお気軽にご相談ください。