この事例の依頼主
年齢・性別 非公開
相談前の状況
配偶者と別居状態になり、離婚に向けてどうしたらよいか悩んでいました。相手と話そうにも、自分達同士ではどうしても会話が感情的になってしまい、離婚に向けた前向きな話し合いをすることはできませんでした。何よりも、これまでいろいろと嫌な思いをしてきたため、その原因である配偶者と直接話し合いをすることがとても負担でした。
解決への流れ
弁護士に依頼したことで、相手方と直接話さなければならないという負担から解放されました。そして、双方の主張している内容や証拠関係などを整理して、現在の状況や見通しを説明してもらえるため、自分自身も冷静に考えることができるようになりました。調停を申し立てる際にも、それまで弁護士と一緒に積み上げてきた下地があるためスムーズに移行でき、何度か調停を重ねて条件を詰め、離婚調停成立に至ることができました。裁判所での調停委員とのやり取りでも、常に横にいてもらえるため安心感があり、冷静に対処することができました。離婚が成立したことで、新たな人生を歩み始めています。
「相手方の顔を見たくない」「うまく話すことができず、言いくるめられてしまう」「自分の言いたいことを言うと激怒されて恐怖を感じる」等といった理由から、ご相談に至る方は多くいらっしゃいます。離婚や男女関係のトラブルにおいては、相手方と直接話したり会ったりしなくても済むという点にメリットを感じる方々が特に多いように感じます。弁護士に依頼することで、相手方との間にいわば「壁」ができ、安心できるようになったとおっしゃる方もいらっしゃいます。また、当事者同士でどうにもならない状況に陥ったとき、弁護士をはじめとする第三者が介入することで状況が打開できることもございます。離婚できず新たな一方を踏み出すことができないまま時間が経ってしまうことに不安を覚える方も多く、そのような状況に一石を投じるひとつの方法と言うこともできます。本件のご依頼者様も、勇気をもって一石を投じて下さったため、事態を動かすことができたものと思われます。