この事例の依頼主
40代 女性
相談前の状況
交通事故で左足の複数部位を骨折し,日常生活において大きな制約を受け悩まれていました。当事務所に相談に来られる前,別の法律事務所に相談に行かれていましたが,冷たい対応を受けたことに不満を感じ,当事務所に相談に来られました。
解決への流れ
受傷後早い段階で相談に来られたため,日常生活への制約の大きさが窺われましたので,早い段階で弁護士に依頼し保険会社との連絡の窓口を弁護士に移すことを提案しました。弁護士の受任後はリハビリに専念していただきました。また,依頼者様が日中パート勤務をする一方,家では夫と2人の子供のために家事,育児に従事していたことから,保険会社との示談交渉にあたり,家事労働の休業損害,逸失利益を請求しました。その際,依頼者様が受傷した事で家事育児にどのような不利益が生じているかを具体的に主張することで,保険会社から十分な賠償額の提示を受けることができました。
治療期間中,保険会社から治療費や交通費の支払いを受けるためなどに,保険会社と接点を持ち続けることが必要となりますが,保険会社の発言の意味が理解できなかったり,保険会社と連絡を取ること自体にストレスを感じられる方は多いです。しかし,治療期間中に弁護士に依頼することでこのようなストレスを取り除くことができます。いずれ弁護士に依頼されるのであれば,早い時期に依頼される方がメリットは大きいといえます。