この事例の依頼主
80代以上 男性
相談前の状況
若い頃に妻を亡くし、長年にわたって障害のある子どもを育ててきたが、自分が高齢になって入院することになり、自分の財産を管理することも困難になった。自分と子ども以外に親族はいない。
解決への流れ
市役所から成年後見の申立てをしてもらい、父親の成年後見人に就任して、障害のある子どもの支援も併せて行った。父親死亡後は、障害のある子どもの保佐開始の申立てをして保佐人に就任し、子どもの生活について継続的な支援を行った。
成年後見制度は、本人やその関係者と長い付き合いになることが多いため、福祉関係者とも連携しながら、チームで本人支援を行うことが大切になります。