犯罪・刑事事件の解決事例
#遺産分割

相続財産が担保に入っていた…評価額の争いを交渉で解決した事例

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岩本 貴晴 弁護士が解決
所属事務所伸晄(しんこう)法律事務所
所在地京都府 京都市中京区

この事例の依頼主

50代 女性

相談前の状況

被相続人の不動産が、被相続人の会社の債務に対する担保として提供されており、当該不動産をどのように評価するかということで争いになった事案です。

解決への流れ

担保提供された不動産の評価を、他の相続人と交渉で低くして、不動産を安く取得することが解決することができました。

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岩本 貴晴 弁護士からのコメント

会社の経営が行き詰まると、金融機関に不動産を取り上げられるリスクがあるため、不動産を取得することが悩まれる事案でした。もっとも、当方の依頼者は、会社の経営をしており、担保不動産を取得する必要性が高かったこと、相手方は担保不動産を共有することを嫌がっていたという事情もあり、交渉によって、不動産を実勢価格よりもかなり低くすることで話をまとめた事案でした。当方の依頼者としては、会社を経営していたため安く担保不動産を取得できて満足な解決でした。