この事例の依頼主
20代 女性
相談前の状況
夫のモラハラが原因で毎日が辛くなり、離婚を切り出したが夫から全く相手にされず、これ以上自分で夫と協議を行うのが精神的に苦しいとのことで、離婚協議の代理人を受任。念のため離婚調停と婚姻費用分担調停を申し立てつつ、相手方と協議を開始。婚姻期間が短いため、離婚の有無と住宅ローンの処遇が問題となった。
解決への流れ
離婚成立。住宅ローンは夫が責任をもって支払い、妻に負担を負わせないとした。※解決までの期間は1か月
●夫に対する恐怖心から全く話ができないとのことでしたが、弁護士が窓口となると相手方は比較的紳士的で、極めてスムーズに話し合いができました。モラハラ傾向のある人は、弁護士のような第三者に対しては常識的な対応をすることがあります。●住宅ローンがオーバーローンであったため、その点が争点となるかどうかがポイントでしたが、争点化することなく、相手方が今後も負担し、妻に負担を求めないとの内容で納得を得たため、早期解決が可能となりました。