この事例の依頼主
女性
相談前の状況
専業主婦のAさんは,子供が既に独立しており,サラリーマンの夫と2人暮らしをしていました。Aさんが家の掃除をしていたところ,夫と見知らぬ女性が旅館で2人で写っている写真を,偶然,発見しました。夫の不倫にショックを受けたAさんは,家から出て別居することにしました。夫は,Aさんに家に戻ってくるよう言ってきましたが,Aさんは,夫と一緒に暮らす気持ちにはなれません。Aさんは,専業主婦をしていたため,収入がなく,生活費に困ることとなりました。夫に生活費を払ってくれるよう求めても,夫は,家に戻ってくればいいとの一点張りで,生活費を払ってもらうことはできませんでした。
解決への流れ
そこで,Aさんは,当事務所の弁護士に依頼をし,婚姻費用の支払を求めて,家庭裁判所に調停の申立てをしました。調停手続で夫との話もまとまり,それ以降,毎月,一定額の婚姻費用の支払を受けることができるようになりました。
Aさんからは、「勇気を出して相談したことで、泣き寝入りにならず、本当によかったです」とご満足頂くことができました。