この事例の依頼主
30代 男性
相談前の状況
債務額は約450万円だった。借金の原因は知人への援助とのことだった。
解決への流れ
免責不許可事由があるので破産はできない事案だった。知人への援助なので知人からの返済可能性が問題となるケースであった。知人に現在の職業、収入、生活状況を問い合わせ、返済可能性がないこと、知人本人は借りたのではなくもらった(贈与)だと考えていること等の上申書を付けて個人再生の申立てをして、350万円のカットを受け、4年間で100万円を支払うという再生計画案が認可された。1ヶ月の支払いは2万0834円。
知人からの回収可能性を指摘されたら、弁済総額はもっと大きくなる可能性があったが、知人の収入状況、生活状況、貸付か贈与かについて訂正に上申書を作成して申立てをし、裁判所の理解を得た。