この事例の依頼主
40代 男性
相談前の状況
過去に痴漢で有罪となったが、その執行猶予中にまた痴漢をしてしまった。
解決への流れ
過去に痴漢で有罪判決をもらい、そのときは執行猶予となった。しかしそのあと、気が付いたらまた痴漢をしてしまった。自分でも止められなかった。今回は観念したが、弁護士の動きで今回は不起訴となった。
40代 男性
過去に痴漢で有罪となったが、その執行猶予中にまた痴漢をしてしまった。
過去に痴漢で有罪判決をもらい、そのときは執行猶予となった。しかしそのあと、気が付いたらまた痴漢をしてしまった。自分でも止められなかった。今回は観念したが、弁護士の動きで今回は不起訴となった。
執行猶予判決まもなくの同種事案での再犯、ということで依頼を受けました。依頼者ご本人では再犯を止められない、自分でもどうしようもないという悲痛な訴えを受け、当弁護士が速やかに動きました。被害者の方に誠意をもって示談交渉をさせて頂くことはもちろん、依頼者の方のご病気の可能性を考え、提携しているクリニックにお繋ぎしました。依頼者の方は性依存症との診断を受け、毎日クリニックに通って治療を受けることになりました。捜査機関に対し、示談が成立した旨、そして診断結果、現在の治療状況をこまめに報告し、依頼者の方の、社会内での治療の必要性を何度も訴え続けました。その結果、なんとか検察官にご理解頂き、不起訴処分となりました。私の求める治療的司法に理解のある社会に一歩でも近づけるよう、全力で努力した結果、執行猶予中の再犯にも関わらず、異例の不起訴処分を頂きました。今後も、再犯のない社会を実現し、少しでも犯罪をこの世から減らしていくために、真摯に全力で刑事弁護に取り組もう、と実感した事件でした。