業界でも稀な「中立のスタンス」を重視
労使間の様々な紛争において、「使用者」か「労働者」のどちらかに偏重する弁護士事務所が多い中、当事務所は稀ではありますが、「中立のスタンス」を大事にしております。
これまで、数多くの労働トラブルに対応してきました。その経験から、最も問題をスムーズに解決するのは、「双方の立場を十分に理解したうえで、バランスと協調をとることが、根本的な解決となり得る」という考えからです。感情的、一方的な交渉もしくは交渉拒否などは、事案をさらに複雑化させるだけにとどまりません。
解決しないその期間、企業側にとってはその生産性を下げることになります。
そして労働者においては、その方の人生の重要な時期において、不安定で決して幸せとは言い切れない時間を過ごすことになってしまいます。
バランスを保ち、スピーディな解決を目指すこと。これこそが、双方の利益を追求できる道と信じています。
《敵を知り己を知れば、百戦危うからず》
双方からご相談をお受けしてきた経緯から、相手側が何を基準にどう判断するかを熟知しています。
労働問題に対応する弁護士は、通常、「労働者側に特化」「企業側に特化」と分かれやすいものですが、「相手側の立場で戦う際、どのような選択肢があり得るか」を知っていればこそ、こちらの戦略はより鋭く、効果的なものとなるのです。
企業様へ
多くの顧問先様とお付き合いし、労働トラブルにも迅速に対応しています。
企業様に対しては、リスクを最小限に抑えつつ、従業員との良好な関係を維持するための実効性のあるアドバイスを提供いたします。
労働問題は、初期対応が非常に重要です。紛争が深刻化する前に、弁護士にご相談いただくことで、不必要なトラブルを回避し、時間的・経済的な負担を軽減できる可能性が高まります。
労働者の方へ
労働者のお立場にあるご相談者に対しては、企業の考え方を踏まえつつ、最も効果的な解決策を共に検討いたします。
企業側が労働者とトラブルを抱えた際に、何を基準にどう判断するか、それらを熟知しております。
「最良の解決」にこだわり
当事務所は、「着手金を通常より安くし、多くの案件をお受けする」タイプの事務所ではありません。
一方で、1件ごとのご依頼に魂をこめ、個別にあらゆる戦略と手段を用い、「最良の着地」にこだわります。 それが、ご依頼者へ最大のお返しとなるからです。必要があれば、徹底的に闘います。
ご相談の時間では、「ご自身のケースにおいては、どのような闘い方があるのか」をまずはお確かめください。
弁護士歴30年以上、難件含め多くのご相談に対応しています。
主な取扱案件
- 不当解雇・退職勧奨(労働者側・企業側)
- 未払い賃金・残業代請求(労働者側・企業側防御)
- ハラスメント問題対応(社内調査、処分、再発防止策等)
- 懲戒処分・問題社員対応
- 労働審判・訴訟対応
- 団体交渉・労働組合対応
- 就業規則・各種規程の作成・変更
- 労働契約・雇用形態に関する助言
- 働き方改革関連法対応
- メンタルヘルス・休職対応
- 労働安全衛生に関する助言
ご相談から解決まで、しっかりとご支援
当事務所は、弁護士の私とパラリーガル2名で運営している個人事務所です。
「話が弁護士に伝わっていない」などのご懸念は不要です。
密な連携によって、高い顧客満足度を確保してきたのが事務所の強みです。